2007年09月13日

春日大社奉納演武会に参加して

 
春日大社の気を感じて


 5月の伊豆合宿のとき、佐々木先生から「9月に春日大社演武会があります。参加したい方は申し出てください」とのお話がありました。上手な方ばかり出演すると思っておりますと、先生曰く「お前さんも出ていいのだよ」とのこと。「どうするかな、自信無いなー」と思っておりました。

 家で母親にその話をすると「出てみねー、おかげがあるよ」。
 信心深く、四国のお遍路にも行っている母親も応援してくれ、大阪支部の仲間からも、めったに出演できるものでは無いので出演したらとのお誘いを受け、「やってみるかー」と初参加となりました。
 日頃から一過性の熱意はあり、「やるぞー」と思うのですが、熱意が空回りして空中分解が多い私に、先生から「気楽にやってみよう」とメールをいただき、ホッとして準備をはじめることができました。

 ついに演武会前日、大阪の練習会場で、午後3時から予行練習。
 袴、上着の着方を教えていただきました。これが、なかなか難しい。みんな最初、かなり苦戦していたようですが、何度か着てみるうちにそれなりに上達してきました。

 さて、いざ練習開始。
 15分の中で、先生を含め総勢10名、簡易強健、気合応用を行い。さらに、村上さんと、今川さんは抜刀術を行います。
 各動作の気合の部分と、それぞれの動きの間で捨息を行う時に腿をたたくときは音を大きく、「実力の七割でいいから気楽に」と、演武ならではの指導をしていただき、明日に備えることになりました。

 夜の先生の誕生会では、人生と生活の違い、物質重視の生活、精神性重視の人生。また、交感神経優位の外に発する気合、副交感神経優位の内に発する気合等、理論的なことも教えていただきました。
 先生曰く、「君たちも早く私のライバルになれよ」。還暦になっても自らライバルを作り、さらに高みを目指し、人生を豊かにしていこうという意気込みに敬服しました。その後、個人指導もはじまり世もふけていきました。

 平成19年9月9日9時30分、参加団体全員で春日大社正式参拝。その後『演武会』の始まりです。初秋とはいえ、すごい暑さ、汗も流れ出ます。
 11時過ぎ、ついに我々『聖中心道肥田式強健術』の演武開始です。
 まず、佐々木先生の気合術の気合。
 「ギィィィエエーーーーーーー」。
 空気を切り裂き、その場にいる人間を異空間に連れて行くような気合から始まりました。
 一同、「簡易強健」から「気合応用」、「抜刀術」まで、気合重視で、力強く、大地を踏みしめ「イエイ」、「イヤー」、「トオー」。
 春日大社の神殿に向かい、自分の持てる気を捧げていきます。

 私はといえば、演武前に服装を直しておくようにとの指示を受けながらも、足袋の止め具が外れおり、いつもどおりの慌てものを露呈することに。それでも後半では、気持ちを建て直し、周りの気を感じながら、演武することができました。
 これは日々の鍛錬により、多少は自分の精神が向上してきたからなのか、それとも先生と仲間たちのパワースポットに巻き込まれていたからなのか、定かではありません。

 光は、粒子と波動。すべては物質と波動。
 まさに『肥田式』は、肉体と気合。物質と波動です。
 この気合により、見ている人も揺さぶる、感応していく力が肥田式にはあると思います。見ている人、演じる人と一体感が感じられるのが肥田式です。

 無事演武も終わり、記念撮影。
 春日の杜で、満ちたりた時間をすごすことができました。
 このような機会を設けてくださった、先生、大阪支部長の信貴さんはじめ、お世話になった多くの方々に感謝、感謝です。
 最後に、当日は、朝4時30分に起床、春日大社、興福寺、猿沢の池を散策しました。日の出と日の入りの時が一番、太陽から降り注ぐパワーが多いそうで、日の出に向かって春日大社の参道を歩くと、地球の呼吸を感じるような、不思議な気持ちになってきます。   
 皆さんも人類の英知であるこの鍛錬法を学び、来年一緒に、春日大社のこの場所で雄大な体験をして見ましょう。


2007年9月13日 大阪支部 田代陽一











spb-0034 at 13:28 │この記事をクリップ! 聖中心道肥田式強健術  | 丹田研究所 『大阪支部』
聖中心道肥田式強健術     免許皆伝者 佐々木了雲


(ささきりょううん)

昭和22年8月生

「丹田研究所」主宰

聖中心道肥田式強健術・天真療法伝承師範。道統二代目継承者肥田道夫先生より唯一人全伝終了を証明する認可状と大看板を1991年に拝受。

最新刊『肥田式強健術』(BAB出版刊)と、基本習得ビデオ/DVD全7巻シリーズ(各45分)を主演にて完成。その他、丹田関連の著作多数あり。奉納・公開演武も全国的に展開している。


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