2008年05月15日

初めて語られる真伝の『聖中心道体系』について

 
 月刊「カルナ」という雑誌に『聖中心道肥田式強健術』の特集記事を書いてから、今月で二回目になります。
 前号では、元気で張り切っていた頃の道夫先生からマンツーマンで受けた鍛錬、広く行われている型稽古とは異なる「武道の精華たる気合で、腰腹同量正中心の鍛錬を行うのが真伝である!」ということを書いてきました。
 今月発売の号では、今まで語られることがなかった「聖中心道」体系の真実の姿を書きました。
 なぜ今の時期に書いたのかと言うと、これは私の門下生でも、はたまた何処かで肥田式強健術を相当の期間学んでいる方でも、「聖中心道」についてはほとんど知らない方が多いだろうとおもっての動機からです。
 それに加えて、「聖中心道体系」を知らないために、型重視、型が総てという学び方が横行して、型が上手にできたら完成というような真伝の効果体現鍛錬とはまったく無縁、間違った方向に進んでいる風潮があるからです。
 「段階を踏んで効果体現を図るのが真伝だよ!」と繰り返し教えているのに、私の所でも「違うことを言った」、「型が違う」などという文句を真顔で言うおバカを観るにつけ、型稽古の輩には高嶺の花だけれど、今後のために書いておくかなと纏めた次第です。
 結局これは、「型は固定したモノ」という考えの元には、肥田式強健術が簡易強健術という型で組まれていて、これさえ覚えて繰り返せば、何れは八大要件も、潜在力も、やがては発現できるに違いない!という理論に暗い人特有の思いこみから、おバカなことを言うのだろうとおもってのことです。
 このことは「武道の精華たる気合による腰腹同量正中心の鍛錬」という真伝を普及する大きな障害となると、学び人達の認識を新たにさせるために聖中心道体系の真実を書いたわけです。

 この鍛錬の正式名称は『聖中心道肥田式強健術』と言い、世間流布の「肥田式強健術」は全体系の内の、八大要件という顕在力鍛錬の体系です。つまり強健術は、聖中心道体系の為の基盤造りにすぎない!のです。
 今まで多くの方々と聖中心道に関する質疑をしましたが、知らない方の方が多く、知っていても原書の抜き書きか、原書の一部を丸写しにした文献からの断片的知識がほとんどでした。
 その意味で「聖中心道体系」は、次号の『カルナ』で初めて公開されると言ってもよいと思います。まぁ「縁は何とやら」と申しますので、真伝にご縁を結びたい方におかれては!ご一読をと、文を結ばせていただきましょう。


2008年5月13日 了雲



spb-0034 at 07:00 │この記事をクリップ! 丹田講義録 
聖中心道肥田式強健術     免許皆伝者 佐々木了雲


(ささきりょううん)

昭和22年8月生

「丹田研究所」主宰

聖中心道肥田式強健術・天真療法伝承師範。道統二代目継承者肥田道夫先生より唯一人全伝終了を証明する認可状と大看板を1991年に拝受。

最新刊『肥田式強健術』(BAB出版刊)と、基本習得ビデオ/DVD全7巻シリーズ(各45分)を主演にて完成。その他、丹田関連の著作多数あり。奉納・公開演武も全国的に展開している。


講座のお問い合わせ・お申し込みは事務局までお寄せください