2011年10月24日

秋期合宿に参加して

 
 今回も昨年に引き続き山梨県南都留郡西桂町、富士急行線の「三つ峠」駅下車。肥田春充先生のご実家のあった場所であり、ご生誕の地にて秋季合宿が開催されました。
 昨年は名古屋から車にて参加しましたが、今回は電車で約6時間道のり。中央本線で塩尻、甲府を回っての旅路です。前々日の台風が嘘のように晴れ渡り、さぞかし景色が素晴らしいと思いきや、残念ながら三連休の初日とあって電車は混み、窓の無い車間で立ちっぱなしという往路でした。

 さて今回は自分の深めたい型を中心にご指導を受けると共に、今まで自分が学んだよりも深く「操体法」のご指導を頂きました。
 「操体法」とは内科医の橋本敬三先生がお創りになられた身体の歪を正す運動法及び治療法であり、私も佐々木先生から教わり、実際治療に使っています。そしてその効果の高さも実体験しています。
 今回はその中で「般若身経」という運動法を再度教わりました。経典の「般若心経」ではなく、身体運動の法則の基本運動として、心を身体に置き換えて命名されたものです。
 再度と言うのは、今までも学んではいたのですが、今回は足の幅、頚椎から胸椎、腰椎に至までの身体の屈し方から体重移動、筋肉の連動性などなど、今まで学んでいた以上に詳しく、より効果のある運動法としてご指導頂きました。この運動を毎日行うことで健康で楽しく幸せに生きることができると言われており、学んで再度「治療師泣かせ」の運動法と言われる所以が分かったように思います。

 当然、肥田式強健術の合宿ですので、今回も簡易強健術をはじめ、ご指導して頂く中で、レベルアップの為の更なる課題と目標を得たのは言うまでもありません。
 鍛錬は他人との競いではなく、自己と向き合い黙々と行うものです。それ故に甘え、初心を忘れる、自己満足、ということが起こります。しかし、合宿に参加し、ご指導を受けると共に、仲間の鍛錬する姿を観ていますと、新たな気持ちを感じることが出来ますし、新しい情報、知識も得ることが出来ます。

 合宿2日目の朝は、川合家跡地とその地に建てられた記恩碑を拝観させて頂き、その後富士山を見に行きました。丁度その前夜に富士山頂に初雪が降ったということで、澄み渡る初秋の空にそびえる、山頂がうっすらと白くなった雄大な富士山を拝むことができました。

 男でも42歳位から更年期があると聞きましたが、その時位から先生より肥田式強健術を学び始めました。そして、お蔭様で更年期を感じたことが無く、こうして健康に合宿に参加できることの幸せを、富士山を見ながら感じました。

 さて、合宿の帰路は往路と違い、電車の座席は結構すいており、車窓から流れ行く信州の美しい景色を見ながら、ゆったりと座って帰ることができました。


2011年10月24日 名古屋元気会 村上年弘



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聖中心道肥田式強健術     免許皆伝者 佐々木了雲


(ささきりょううん)

昭和22年8月生

「丹田研究所」主宰

聖中心道肥田式強健術・天真療法伝承師範。道統二代目継承者肥田通夫先生より唯一人全伝終了を証明する認可状と大看板を1984年に拝受。

最新刊『肥田式強健術』(BAB出版刊)と、基本習得ビデオ/DVD全7巻シリーズ(各45分)を主演にて完成。その他、丹田関連の著作多数あり。奉納・公開演武も全国的に展開している。


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