事務局通信

2008年05月07日

2008年『秋期合宿』 開催決定!

2008年度 秋期合宿



 開催日 : 2008年10月4日(土)〜5日(日)
 開催地 : 奈良県葛城市
 費 用 : 25,000円(会員)/30,000円(一般)
        30名限定
        受講料、宿泊費、3食込

 『秋期合宿』 講座内容(予定)

 10月4日(土)
  12:00 現地集合
  13:00 肥田式強健術鍛練会『全形型』
  19:00 親睦会

 10月5日(日)
  6:00 早朝散策
  9:00 肥田式強健術鍛練会『全形型』


 申込、お問い合わせは、事務局までお寄せください。


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2007年08月25日

2007年 『秋期合宿』のご案内

2007年 秋期合宿




 開催日 : 2007年9月22日(土)〜23日(日)
 開催地 : 滋賀県近江八幡市北之庄町
 費 用 : 25,000円(会員)/30,000円(一般)
        受講料、宿泊費、3食込
 参加人員: 30名限定(申込締切 9/1)
 主 催 : 丹田研究所 大阪支部

藤原氏の歴史深く、667年(天智6年)に遷都された近江大津宮。
秋の合宿は「丹田」ゆかりある都にて開催します!

 『秋期合宿』 講座内容(予定)

9月22日(土)

13:00 肥田式強健術鍛練会『全形型』
19:00 佐々木了雲を囲み親睦会

9月23日(日)

6:00 肥田式強健術鍛練会(希望者のみ)
9:00 肥田式強健術鍛練会『全形型』


まったく初めての方、一度体験されたい方大歓迎です!
お問い合わせ・お申し込みは事務局まで。



「秋期合宿へのお誘い」


白雲 高く 悠々流れ
秋の 野山に 朱色が映える
鳥よ 獣よ 山野を跳ねて
天地の 稔りを 余さず食らえ

我ら 野人も 足取り軽く
姿勢正して 行こうぜ
友よ!


『秋の野山に』 佐々木了雲




 この度の秋合宿の地は、歴史豊かな「近江八幡」です。
 近江八幡には革命的武将「織田信長」の居城『安土城』が築かれたことで知られています。
 今でも安土城跡が「古城の月」の歌詞の如く往事を偲び、登山口には煌びやかに飾られた「安土城天守閣」が復元されています。

 この地には神社仏閣の古社が数多くあり、さらに国宝に指定されている彦根城をはじめ、周辺を含めると古城だけで十数カ所もあるそうで、悲劇の武将と伝えられている豊臣秀次の八幡山城も知られています。
 また、この近江八幡の地は佐々木六角氏が観音寺城を築いていて、忍者の里甲賀一帯の守護大名として栄えたところでもあり、佐々木姓の総社が鎮座しております。
佐々木六角氏で最も有名は武将は、室町幕府建立に功績のあった婆娑羅大名の佐々木道誉で、書に、歌に、歌舞音曲にと、多能な教養人としても知られていました。
 この道誉は丹田の理解者でもあり、修験者、芸能民、異能者、文化人を保護し、日本文化の基礎を創った一人でもあります。それは技能や文化の伝承と発展を支えるだけの経済的基盤があればこそで、古代から栄えてきた琵琶湖文化圏の豊かさが背景にあり形成できたことなのです。

 この歴史豊かな近江八幡の地で、鄙びた風情を残している郊外の琵琶湖八景「安土八幡の水郷」に近い『ウエルサンピア滋賀』が秋合宿の会場です。
 ここは厚生年金休暇センター施設ですから、合宿場としては使い勝手が良い施設です。

 この鍛錬は『武道の精華たる気合』で学ばなければ体得できないことは、今までも度々に渡り語り、書いてきました。
 気合は「腰腹同量力」の本体であり、効果や威力が発現できる真の体得には基礎からの段階があります。その気合修得段階は大きく三つに分かれ、まずは「臍下丹田部に力が入るように鍛錬」し、次に「臍下丹田部に力を入れながら鍛錬」するように段階を踏みます。さらには「臍下丹田部に籠もった力で鍛錬する」というように進みます。

 気合修得は実技と理論を両立して学ばないと完全な体得までには形成できません。 その難しさは、ほとんどが感覚的鍛錬によるからで、欧米の「ベルカント歌唱法」の学びにも似ています。
 気合の実力はエイ!ヤア!トオ!の気合発声を聞くまでもなく、普段の「話し言葉」からでも体得段階が明確に判ります。それは声の「響き」や「張り」として現れるからなのです。

 この度の『秋期合宿』では、「聖中心道肥田式強健術」と自己療法である「天真療法」、治療法である「強圧微動術」の全体系を指導したいと時間配分を練っております。

 直伝でしか学ぶことができない、ここに「合宿」の価値と意味があります。

 この鍛練を学ばれる方々が等しく真伝の鍛錬を体得し、活き活き人生に開眼出来ますようにとの思いで、参加を!と、おもっております。


佐々木了雲



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2007年04月30日

『聖中心道肥田式強健術/気合術』 集中講座

 

『気合応用』を主体とした集中講座を開設します。


 開催日 : 7月19日(土)
        8月30日(土)

 時間 9:00〜10:00 各自自習/準備運動
     10:00〜12:00 集中講座
 会場 新宿コズミックス・スポーツセンター
     東京都新宿区大久保 3-1-2
     (高田馬場駅より徒歩15分)
 講習料 3,000円

※ 受講の際は、運動の出来る服装(トレーニングウエア等)を用意してください。

詳細は事務局までお問い合わせください。


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東京 : 7月/8月


『聖中心道肥田式強健術 全伝公開講座』


 7月

   3日(第1木曜日)19〜21時:大広間
   10日(第2木曜日)19〜21時:音楽室
   14日(第2月曜日)19〜21時:大広間
   17日(第3木曜日)19〜21時:体育室
   24日(第4木曜日)19〜21時:大広間
   28日(第4月曜日)19〜21時:大広間
   31日(第5木曜日)19〜21時:大広間

 8月

   7日(第1木曜日)19〜21時:大広間
   21日(第3木曜日)19〜21時:大広間
   25日(第4月曜日)19〜21時:大広間
   28日(第4木曜日)19〜21時:音楽室

会場:烏山区民センター
   東京都世田谷区南烏山6-2-19
   Tel:03-3326-3511
   アクセス:京王線千歳烏山駅 下車 徒歩2分(急行停車駅)

会費/講習料
  入会金10,000円、年会費5,000円
  肥田式強健術(2,500円/一回)


『個人指導』

『聖中心道系』、『肥田式強健術系』、『活力増進強圧微動術・天真療法系』の三体系別に基本から指導しています。定期の講座では時間が合わない方、佐々木了雲より直接指導を受けたい方、夏季・冬季の休暇等に余裕を持って指導を受けたい方、お気軽にお問い合わせください。

指導料:7,000円(会員限定)


『体験講座』実施中

定期の講座では、随時「講座の体験」を受けつけています。お気軽にお問い合わせください。

講習料:3,000円(一回のみ)

※ 受講の際は、運動の出来る服装(トレーニングウエア等)を用意してください。

お申し込み・問い合わせ先
  丹田研究所/株式会社ま水倶楽部
  東京都世田谷区上北沢5-27-2
  TEL:03-5317-4936 FAX:03-5317-4938
  メール:info@buzentanden.com



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大阪 : 7月/9月


『聖中心道肥田式強健術 気合療術講習会』
聖中心道肥田式強健術免許皆伝者 佐々木了雲直接指導!
毎月第二土曜日に開催中!


 開催日 : 7月12日(第2土曜日)
        9月13日(第2土曜日)
             ※ 8月は休講いたします


テロメア活性講座 : 13:00〜14:30
講習費:2,500円(一般:3,000円)
強圧微動術 : 14:40〜16:20
講習費:2,500円(一般:3,000円)
聖中心道肥田式強健術 第一部 : 16:30〜18:00
健康増進(美容・姿勢矯正)を目的とした、主に初心者を対象としたクラスです。
講習費:2,500円(一般:3,000円)
聖中心道肥田式強健術 第二部 : 18:30〜20:30
八大要件鍛錬(修得課程)を目的としたクラスです。
講習費:4,500円(第一部に参加された方は3500円)

会場:スタジオ ヴァンシス
   大阪市浪速区大国1丁目11-2(エノキ屋酒店2F)
交通:地下鉄御堂筋線:四つ橋線「大国町」駅/南海線:環状線「新今宮」駅/環状線:「今宮」駅下車 徒歩5分

申し込み・問い合わせ先 
  丹田研究所大阪支部 代表 信貴(しぎ)
  メール:tandenosaka@mail.goo.ne.jp


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2007年01月22日

呼吸操練法を加速する『腰木』

腰木

'07.01.22 事務局通信

お問い合わせをいただいておりました『腰木』が完成し、出荷の準備が整いましたのでお知らせいたします。



   形  名 : 腰木
   材  質 : 天然木(杉)
   外形寸法 : 325 x 130 x 65
   ※調整板(2枚)付
   価  格 : 8,400円(送料別途)

ご希望の方は事務局までお申し込みください。


『腰木』について

 聖中心道肥田式強健術では、鍛練で器具類はほとんど使用しないが、例外として「腰木こしぎ」という腰を反折させる補助具、気合応用後背筋型での「足台」、天真療法安静での「椅子台」、正中心鍛冶法型での「鉄棒」が使用される。
 「腰木」は初心者から上級者まで使われるが、特に鍛錬の入門型である『呼吸操練法』で活用され、呼吸筋鍛練と気合修得の基礎を形成するためになくてはならない重要な道具である。
 この腰木は、かつて伊豆八幡野松尾ガ丘上の肥田道場で、春充先生が自ら造られご使用になられた「腰木」、そのままを再現したものである。
 腰木は腰の反折を自然に促すために、上部を蒲鉾型の半円型にしてある。ちょうど腰木の半円頂上が、腰椎の四番と五番目の境である椎間部に当たるように造られている。
 初心者は腰木本体のみを使用し、「呼吸操練鍛練」で呼吸筋が柔軟に弾力を持つようになって腰の反折ができて来るに随い、腰木本体に調整板を入れて腰木を高くして、腰の反折を促進させるのである。
 また、腰木を中心座禅台として活用する方法もある。その時には腰木台の上に堅めの座布団を敷き、その上に腰を据えて結跏趺坐を組むのである。

了雲



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2006年08月29日

誕生日稽古!


予告しました通り、
昨日8月28日は佐々木先生のお誕生日祝!
特別稽古を烏山道場にて行いました。
佐々木先生から個々に指導を頂くと共に、
先生からのお返しプレゼント(?)として
聖中心道肥田式強健術の極意である
「心力」についてこれでもか!
というくらいにたっぷりと、
濃密に語ってくださいました。
車座になって先生を囲む受講者からは
感心、驚嘆、などの
ため息やら、うめきやら、
もろもろの声が次々とあがり、
充実した二時間となりました。

そして、烏山道場では初?の
記念撮影を行いました。
パチリ。


誕生日1誕生日2


10年、20年後、
潜在能力をメキメキ発揮した
気合人たるホンモノの日本人集団が
できあがっていることでしょう。
…愉しみですね!




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2006年06月05日

月刊『カルナ』執筆のお知らせ

 
月刊『カルナ』 先月の6月号より、月刊誌『カルナ』で、『腰腹同量正中心の鍛練法』という「日本が世界に誇る人類の文化遺産」であるところの『聖中心道肥田式強健術』を分かり易く、型を中心にしないで、テーマを決めてご紹介させていただいております。

 例えば7月号は「胃腸の強健法」、8月号「血液と血管」、そして9月号は「健脳法」など、普段はめったにお目にかかれない内容で原稿を纏めています。
今回は「効果的!」を優先して、真伝の気合術に則って正確に写真と解説を添えています。
 その他には、『密かに伝承してきた幻の気合術』を連載してあります。
まぁ、内容については書いている当人が言うのも何なんですけれど・・・面白いですよ!

 月刊『カルナ』という雑誌は、大手の本屋さんにしかおいておりませんので、ほとんどの方は目にしたこともないと思います。
 『カルナ』は「気」をテーマとしてきた雑誌で、創刊当時は「合気マガジン」、次に「気マガジン」と変更し、現在の「カルナ」に落ち着いています。

 この『カルナ』では20年ほど前から、当時は市井に埋もれて無名に近い状態であった「強健術」を取りあげて、創始者の人となりや魅力、型の特長、鍛練で引き出される効果についてなど、度々特集を組んでご紹介いただいておりました。
 その後、伊豆八幡野の肥田家が漏電で全焼、春充先生直伝の先生方が相次いでお亡くなりになったことに重なり、相続のゴタゴタがあって、古参の方々が肥田家から遠ざかったことなどから、強健術もその魅力が知られないままにブームが去ったように下火になっていきました。

 そのような経過を経て、今、あえて何故?強健術を普及しなければ!と思うのか?

 現在の日本は、どこを眺めても内憂外患をエ!に描いたような状況です。
 一般庶民の身近なところでも犯罪の多発や凶悪化、社会モラルの欠如から来る近隣のトラブルなどなど、多くの問題を抱えていることが報じられてもいます。
 目を転じて日本の将来に希望を求めれば、これは何とかしなければ大変なことだぞ!と憂慮すべきは、日本を背負うべき担い手である若者の引き籠もりやニートなどの問題です。
 そしてまたさらに目を移せば、働き盛りである中高年のウツ病や若年化するアルツハイマー病など、さらにさらに高齢者看護の現状、最後のだめ押しの生活習慣病なる症候群の蔓延にみる一億半病人化という、目を覆いたくなるような惨状というか、現実です。

 ここで、あえて申すことをお許し頂けば、日本人であるならば!この現状から目を逸らして、三匹の猿の真似をしてはならない!と思うのです。

 それではさて、何から手を付ければよいのか? どんな方法が効果があるのか?
 一般的には、まずは人造り、教育だ!とは誰でも思いつくことですが、本当に効果がだせる内容をとなると、途端に難しくなります。
 人としての健常な心身は「体力」、「気力」、「知力」の三力が相等しく育まれてこそ正常と言えます。しかもこの三力は、中年になっても高齢になっても、盛んになれこそすれ衰えては困ります。
 そうなると、広く行われているスポーツや才能を必要とする格闘技、場所や道具や経費がかかるモノでは、誰でもというわけに行きません。
 何となれば、それを学び続けることで「体力」と「気力」、「知力」の三力が等しく体得する!が、条件なのですから。

 この条件を体得するには、日本的住居のウサギ小屋の狭さでも、毎日実践できる三力鍛練法が必須です。
 道具も器具も何にも無しで、面倒ではなくて、終了後には心身にハッキリとした充実感や爽快感を感じられるならばベリグー!です。
 これらの諸条件にピタッ!と適合して、なお有り余って裡に眠る余力まで引き出す三力誘起法こそ、この度『カルナ』に連載する『聖中心道肥田式強健術』なのです。

 心身丸ごと革命を誘起するのには、根気と自己観察と、少々の運があれば叶うのです!

 日常でも、使用した衣類は洗濯に出し、洗い直しなどの手入れをするから再び使えます。
 道具だって車だって使ったら手入れをする。ソレ本来の状態を維持するように心懸けて実践するから長持ちするのです。
 こんな分かり切った常識的なことを、自分の心身には実践しない!とは、どういうことでしょう?
 メンドクサイ! 忙しい! あれだからこれだからの言い分は沢山あるでしょうけれど・・・。
 金があったって、閑があったって、幸せがあったって、強くたって、筋肉がもりもりあったって、歯が痛いだけで!それらがなんの役に立ちますか?
 心身の健全性を保ち、高めるということを何にもまして優先することこそ、生活の中心に据えなければいけない時代にすでに突入しているのです。

 この度の『カルナ』連載では、日常で実用になる! 効果がだせる! 心身に充実感と爽快感を感じる!ことを何よりも優先して書いております。
 止まることなく広がっている環境悪化、息苦しさをますます強めているストレス社会の中で、生活や仕事を活性化し、気力と体力と知力を生涯にわたりアップしてくれる方法。日本人に最も適合した「聖中心道肥田式強健術」という心身丸ごとイノチの洗濯法で、日本社会の未来が活性化されることを願ってやみません。

 それを念じて、役立つ内容で書いていきたいと思っております。


2006年6月5日 了雲



月刊『カルナ』およびバックナンバーのお求めは、お近くの大手書店または下記へ。

株式会社光祥社
〒150-0001東京都渋谷区神宮前4-18-6
TEL:03-3478-1284



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2006年01月01日

ブログ開設のご挨拶に代えて

 
 ご挨拶として紹介させていただく詩は、私が未だ道半ばであった四十代頃に創りました。今では心境もだいぶ進んでおりますから、昔の文章とか詩などをみても未熟が目について表にすることはなく、今日まで欠かさずつけてきた鍛練日記のメモリーノートに挟んであるだけです。

 ですがこれだけは拙いながら、全伝継承後の感激を味わいながら書き上げた、その意味ではマグマがフツフツと湧出する瞬間の詩です。この鍛練を学ぶ者の情熱と心意気とが伝わってくる内容であるとおもい、恥ずかしいおもいもありますが、当時の書き上げたママで何ら手を入れないで搭載することにしました。

 あえて今、ここで搭載する意味づけを!と言えば、それは指導する側もされる側も、この鍛練を学ぶ者は等しく鍛練開始時に「初心に帰る!」ことを忘れたくはないからです。

 創始者であらせられる肥田春充先生が「この鍛練を学ぶ者は団体を創るな!」と強く戒めているのに団体を創り、実体もない肥田家公認だとかの肩書きを広言し、独善的で排他的になって内々で固まる。世間での演武や公開での喧々囂々、侃々諤々を行わないから当然の如く実力も、魅力も、効果も伴わない状態です。

 この鍛練を学ぶ者は、会場確保などで会を創るときに「責任をとるべく代表が一人明記してあればそれでよい!」のです。イザ鎌倉で腹を切れる方が代表を務めればそれでよく、会長だとか副会長、理事、幹部、顧問だとかは一切不要です。この鍛練を指導してこられた代々の先生方は皆様、腹切り代表者のみの会でやってきたのです。

 この鍛練は個人の占有ではありません。創始者がご存命の時代に、広く世間に公開されていた鍛練法であったのだ、ということを忘れてはなりません。

 何故このようなことにこだわるのか?と申せば、『聖中心道肥田式強健術』は奥が底なし沼のように深く、幅があって活用自在だからです。これだけ魅力と威力と効果が引き出せる体系は序列とか権威からは無縁で、自由にたたき合わなければ上達は無理なのです。

 ご挨拶として書いた文が重くなるのでここでうち切らせていただきますが、この鍛練を学ばれて、指導を志される方々には会の造り方を工夫していただきたいとの、オヤジの老婆心を心に留めておいてくだされば、心より嬉しくおもいます。




「日本人を丸ごと活かす腹芸を学びましょう!」

 この頃は、マスコミなどで頻繁に日本人の道徳観についてが紹介されております。ところが私などのへそ曲がりがいるのも、伝統の鍛練法や武道、芸能を学ぶ者が「?」を付けたくなる、極めて底の浅い内容だからなのです。

 日本人の道徳観を語る多くの方々が「日本人の道徳観の主体として武士道を据えている」のを目にするときに、道を形成して確立するにたる、この鍛練を学ばなければ空理空論になるだけで無駄では?と、その方々にこの鍛練を実践することを勧めたくなるのです。

 日本人の道徳観は若者達のモラルの低下、内憂外患の現代日本人を憂う方々がマスコミなどを使て、盛んに武士道を据えて語っています。武道や武術と武士道とは異なり、武士道というのは、はなはだ形而上のことになり、それだけ哲学的であり、思想的でもあり、私に言わせれば信仰のようなものであると思います。

 論は論で良いとは思うのですが、それを人生哲学や活きる上での実践的思想、日々生活する矜持として体現してゆこうとなると、一時代前の日本人にお馴染みのハラキリの場所を活かすところの「腹芸」が必須なのです。

 「腹芸」は、学校やマニュアルでなどでは学べません。その訓練には教科書が皆無だからです。古の先哲方も「腹芸」は個性が大切で十人十色の特色を良し、とするとしていたからです。現実的というか、実用的な面から見ての「腹芸」は、脳トレーニングや知力や筋力などではなく、「モノごとを腑に落とす!」ところの、直感的理解力や本能的能力の活性を学ぶ必要があるということです。

 「腹芸」から観ると、人生はことごとく面白く、愉快であり、活気に満ちいているのですが、日本人であるとの矜持をもたれている日本人なら体得している「阿吽の呼吸」を、活かす教養の一つとして学んでおけばよろしいのです。

 『聖中心道肥田式強健術』は『腰腹同量正中心の鍛練』です。
 「腰腹同量」とは、従来の概念的に陥って霞の彼方にぼやけていた伝統的な「臍下丹田」を、随所に活かし用いるだけの活力に満ちた「丹田即ち腰に連なった腹」のことで、居座った腹の状態では無く、随所に主となる活動的腹という意味です。

 私がこの鍛練を学んでいた伊豆高原の松尾ガ岡上にあった肥田家の道場が、焼失してすでに21年の歳月が経過しました。慈愛溢れる恩師の通夫先生も鬼籍に入られて久しきとなっております。この鍛練を始めに学んだのが三十代前半であった私も来年は還暦です。

 私は、創始者であり生前は悠々たる体格ゆえに鉄人と畏敬の眼差しで語られ、大悟徹底から生まれた潜在能力発現での、類い希なる常識を超越した言動から聖人とか真の国士と尊敬された肥田春充先生が住まいしていた肥田家の道場と、東京の私の道場で、脇目も振らずに、それこそ一心不乱に「聖中心道肥田式強健術」、「天真療法」の二代目を継承された肥田道夫先生から学んでおりました。

 その間、従来の人付き合いも断ち切り、鍛練と研究だけに費やして、正月も盆暮れもなく励んでおりました。

 その間どころか後々までも、多くのお付き合いがあった先生方や親友からも「非常識の狂人扱い」で相手にされず、今に到るまで、その間の非常識振りを色々言われております。ですが、人生で最も好きなことを十全に、言葉に出来ないほど濃密な時が過ごせたことは、今生で最高の贅沢をしたと、満足それだけであります。

 私の鍛練記として書くとさらに枚数を重ねることになります。なにやら途中で打ちきるようで書いている当人に未練が残ります。しかし、ご挨拶として簡単にまとめるつもりが、情熱の赴くところ長々と過ぎました。それでは本文に入らせていただきましょう。



『強健術という魅力』鍛練詩

正直な話、私が学んできた強健術は、
とても、とても語り尽くすことができないほどの、
そのものが魅力に富んだ、
含みと奥の深さがありました。

このところ日々のお稽古の中で、
感動と共に答えられない律動を独り占めしております。
しかし、あまりにも一人楽しむことが勿体ないので、
その裡なる感動を詩というカタチにしました。

すでに・・・強健術の効果としては、
健康法に、賢脳法に、治療法に、護身法に、能力開発法に、悟道として、
などが知られています。

ここであえて、
熱烈なお稽古を通しての独断を申せば・・・。

強健術という魅力は、語り尽くせぬ奥の深さに。
それを味わって、感じて、全身で痺れたければ・・・。

けっして焦らないこと。
速成を望まないこと。

・・・いのち・・・の躍動を表出させる型の勢いは、
器用を捨てて愚の如く・・・。

油断をせずに、弛まずに、
一歩を大切にする者だけが体得できる『心身丸ごと革命法』

そして「腰腹同量正中心の鍛練」を学ぶ者だけが・・・
密かに・・・感受することができる“天の恩寵”でもあるのです。

これは結局、足柄山の、学生の、職人の、芸術家の、サラリーマンの、
さまざまな職業の・・・
これはまた民族の危機である少子高齢化にも、
対応できる日本一の個性に溢れた金太郎という、
ひとり一人が裡に眠れる能力を十全に引き出し、
随所に活用する力となるのです。

道に志す友よ・・・!

ここに師が示された強健術という民族の特長の、
胴長短足に隠された裡なる力を全開させるメソッドを、
学ぶ者達がけっして忘れてはならない・・・
教えを、今一度おもいだそう。

それは他人に対する愛と優しさ!

それは新進の気概と不屈の闘志!

それは視線を低く弱者を慈しむ!

これは、どんなに辛く、苦しい時間の中でも・・・。

名誉も、、地位も、毀誉褒貶にも無縁のママで・・・
明るく、活き活きとした人間性を高めながら、歩むことを誓おう。

これこそが強健術を学ぶ者の“資格”であり“資質”と、
申すべきことなのですから・・・。



佐々木了雲




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丹田研究所「ブログ」開設

 
 2006年、丹田研究所はブログ「武禅 BuZen」を開設しました。

 『聖中心道肥田式強健術』への熱い情熱を、歯に衣着せぬ切り口で、佐々木了雲が語ります。
 その他には、講演会・講習会のご案内、支部・教室からの通信、会員様からの寄稿、伝統の腰腹文化に関する情報、佐々木了雲率いる平成新作能「HARA芸座」の活動内容等を公開していく予定です。

ご意見・ご感想、ご質問等がございましたら、info@buzentanden.comまでお寄せください。


丹田研究所 事務局



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聖中心道肥田式強健術     免許皆伝者 佐々木了雲


(ささきりょううん)

昭和22年8月生

「丹田研究所」主宰

聖中心道肥田式強健術・天真療法伝承師範。道統二代目継承者肥田道夫先生より唯一人全伝終了を証明する認可状と大看板を1991年に拝受。

最新刊『肥田式強健術』(BAB出版刊)と、基本習得ビデオ/DVD全7巻シリーズ(各45分)を主演にて完成。その他、丹田関連の著作多数あり。奉納・公開演武も全国的に展開している。


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